一階の一部には石膏ボードの天井があり、そこも漆喰を塗るつもりだったが、天井をコテで塗るのは大変と聞き、ローラーで塗れる漆喰「
しっくのん」を購入した。ジョイントテープを貼った継ぎ目とビス穴をSSプラスターでザッと目止めしたの後にしっくのんをローラーで塗布したが、目止めが全く隠れない。おかしいなと現場から戻り、ウェブで施工方法を確認すると、しっくのんは二度塗りしたところで厚みは0.3~0.4㎜しかない(
Q&A、A8)。しかも厚く塗ると「ひび割れや塗膜剥離等の原因となりますので避けて下さい」とのこと。これでは、雑な目止めは隠れない(本来ならば無機系のパテで目止めしてサンドペーパーを掛ける)。ページの最初のところ(
Q&A、A1)で塗り重ねOKとあったので、すっかり厚塗りすれば大丈夫と思い込んでいたのだ。さて、どうしたものか。
現状で出来る対策としては、SSプラスターで下地を作って漆喰を塗装する。或いは、漆喰だけで大丈夫そうなら漆喰だけで行く。後者なら一行程分楽なのだが、漆喰はまだ扱ったことがないので、やってみないと分からない。仕事の締切りが迫って来たので、とりあえず仕事を優先。その後、手探りで一つ一つ仕上げて行くしかないだろう。とりあえず、今日は休もう。ローラーでの塗装は意外とコテよりも疲れた。