いつもと変わらぬ富士
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昨夜、拙宅にて友人らと食事をしていたときに、ガンで闘病していた妻の友人の訃報が届いた。年末の様子を聞いた限りでは持ち直すかと思っていただけに、何だか突然だった。彼女は私が作って送った年賀状を気に入ってくれたようで、来年は頼もうかというメールも届いていたのに、と妻が言う。命というのは何とはかないものだろう。死に直面する度、いつも思う。だからこそ毎日を精一杯生きていきたい。宴が終わり、友人を車で送る時、フロントガラスは凍っていた。見上げると、満天の星。それに、泣き腫らしたような赤い月が出ていた。明けて今朝は、すっきりとした青空。少し遅めにヨガをして、玄関先に出ると、富士。雲が掛かっていたものの、いつもと変わらぬ風景だ。一人の死によって、富士の姿が変わることは恐らくないだろうが、何だか切ない気もした。シャッターを切ると、カラスが写り込んだ。カラスは不吉な鳥というが、そんなことはない。利口で、きれい好き。昔は神様の使いとされていたこともある。ひょっとすると、亡くなった妻の友人の魂を天国まで運んでくれたのかもしれない。闘病はどんなに苦しかったことだろう。これからはゆっくりと休んで欲しい。波間にはヨットが楽しげに浮かんでいた。
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by yutaka-yamawaki | 2011-01-16 13:38 | ウチ空
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