横浜ブルク13
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 横浜ブルク13にて、3D映画を初めて観る。

 今回観たのは、ハリウッドSF大作『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』。最新3D映像は、さすがに迫力満点で、面白い。CMの通り、まるでテーマパークのアトラクションのようだ。とはいえ、そこに3D独自の映像表現があるのかと訊かれると、まだまだ発展途上な印象だ。例えば、全体を映した引きの画面では、動いているものがとても小さくて、まるでオモチャのように見える。手前に飛んでくる破片などは、立体感を強調し過ぎたせいか、何だか安っぽく見えるときもあった。調べると、それは「箱庭効果」というものらしく、また、その調整は難しいらしい(参考ブログ記事、3D映像の課題2立体感における違和感)。これまで見せたい対象だけにピントを合わせて、周囲をボカす手法は映画や写真でもよく使われて来たが、これが3D映像だと違和感があった。観客はスクリーン全体にピントを合わせられる位置にいるにもかかわらず、ボヤけた映像が飛び出して目の前にある状態というのが、日常ではあまりなく、慣れないせいもあるのだろう。字幕版で観たのだが、3D空間における字幕の位置というのが、これも微妙で、臨場感を削いでいる気もする。3Dのカメラで撮ったとしても、やはりベースにあるのはこれまで2Dで培って来た技法だろうし、3D独自の表現方法というものがあるのかどうかも良く分からない。それに、今後DVDなどで2Dとしてもリリースされるだろうから、あまり3D独自の表現のみに固執出来ないという事情もあるのかもしれない。こうしたことを考えると、逆に2Dでも充分楽しめるだろうし、或いは2Dで観る方が小さな違和感を覚えなくて良かったりするのかもしれない。それとも、この小さな違和感こそが、3D独自の映像表現なのだろうか。個人的には、あたかもその空間に入り込んでしまったかのような映像体験を空想したりする。

 映画の内容については、あまり語らないでおこうと思う。アメリカでは、PG13指定。色っぽいシーンや人が一瞬にして消された後、頭蓋骨が転がるようなシーンなどがあるので、あまり小さい子ども向きではないように思う。映画『ハングオーバー』での怪演が印象的だったケン・チョンが登場している。敵メガトロンの声がヒューゴ・ウィーヴィング(映画『マトリックス』のエージェントスミスなど)、センチネル・プライムの声がレナード・ニモイ(スタートレックのMr.スポック)とは知らなかった。

 劇場は、2010年3月にオープンしたばかり。神奈川県では初のソニー4Kデジタルシネマとのことで、画質も良い。音が大きくて、迫力があった。イスはゆったりとしていて、2時間を超える大作だったが、何度も座り直すこともなく、快適に過ごせた。チケットは端末を操作して、各自で購入する。その際、現状の購入状況を見ながら座席を決められるので、場内が空いているのにカップルの隣りというような状況は事前に避けられる。フード&ドリンクにもこだわっているようで、オーガニックコーヒーがあるのには、ちょっとビックリした。トイレが若干狭い印象だったが、他はとても良い印象の映画館だった。
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by yutaka-yamawaki | 2011-08-07 17:12 | 暮らし
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