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二日で取れたEIN
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 懲りずに電子書籍の出版と販売を考えています。私にとっての夢と希望です。電子書籍の販売については、大手ではAmazonのKindleストアもありますが、今回はAppleのiBooksでの販売に挑戦していこうと思っています。
 iBooksで販売するには、『ブックアカウント』を取得しなくてはなりません。iTunes Connectで取得できます。しかし、電子書籍の有料販売を考えている場合には、さらに『米国納税者番号』が必要になります。日本人が作ったものを日本人が買ったとしても、そのシステムを提供しているAppleがアメリカの会社だからということなんだと思います。前述のiTunes Connectで、「さぁ始めましょう」からPaid Books Accountへ進んでいくと、Tax IDとして、SSN(社会保障番号)かITIN(個人用納税者番号)、またはEINを選択して番号を入力しなくてはなりませんが、EINが米国納税者番号で、日本に住んでいる方はこちらになります。そのEINを取得するにはIRS(米国国税庁)に申請します。なんだか、面倒ですが、一つ一つ進んで行くことにします。

 さて、そのEINですが、申請方法には、電話、FAX、郵便があって、後者ほど時間が掛かるようです。英語の達者な方は電話が良いと思いますが、私はFAXで申請しました。詳しい書き方は、EIN申請などで検索してみて下さい。署名以外は、プリントした文字の方が良いかと思います。
 取得迄に二週間掛かったという記事もありましたが、私の場合は二日で入手出来ました。かなり意外で、小躍りしたい気分です。とはいえ、データベースにはまだ登録されていないので、ブックアカウントの申請には至っていません。データベース登録には二週間以上掛かるという記事もありましたので、その間に制作を進めようと思っています。




 EINのFAX申請だけでも、小さな壁がたくさんありました。箇条書きにしてみます。

・IRSのオンライン事務局が計画停電のため休みだったので、念のため再開まで待った。
・EIN申請書のPDFが、Macでプリントできなかったので、Windowsでプリントした。
・何気にReaderをアップデートしたら、EIN申請書のPDFの記入がWindowsでも出来なくなった。
・仕方なく印刷したEIN申請書をスキャン。イラレで書き込むが、サイズが違っていた。
・なんとかEIN申請書が出来、IRSにFAXしたが、つながらなかった。
・FAXの電話番号が古く(フィラデルフィア)、現在はシンシナティだった(010-1-859-669-5987)。

 工夫したのは、申請書だけではなく、送付状もFAXしたことです。申請書の記入欄が小さかったので、送付状にも大きく住所や名前を書きました。不備があれば、FAXかメールして下さいとも書いておきました。そして、世界時計を見て、IRSがやっている時間帯にFAXしたのです。すると、二日後の午前5時半(日本時間)に手書きのEINが書かれたFAXが届きました。そんなことをしなくても、すぐに返信はあったかもしれませんが、ご参考になればと思います。

 そうしてようやく無事に返信されて来たEINですが、受信時にも小さな壁がありました。FAXのインクフィルムが切れているのも知らず、出力してしまったのです。上の画像が、それです。せっかく手にした番号も、これでは読めませんよね。幸い、FAXをメールにして送信する設定にしていたので、無事にEINを手に入れる事が出来ましたが、危ないところでした。

 それにしても、小さな壁があり過ぎな気がしませんか。このぐらい普通なんですかね。振り返ると、大したことなかったような気もしますが、そのときはどうしたものかと悩んだものです。『好事魔多し』と言いますから、それでも進んでいこうと思っています。また、制作の方でも波乱がありそうな気がしていますが…。次回に続きます。
by yutaka-yamawaki | 2013-06-01 08:17 | Mac & PC
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