「ほっ」と。キャンペーン
カテゴリ:Paris'14( 8 )
未来のチケット
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ディジョン、ボーヌ、そしてパリの旅も終わり、帰国の途につこうとしていた私たちを思わぬアクシデントが襲いました。アパートのチェックインのときに、朝の便に乗るためチェックアウトを7時半に設定していましたので、7時過ぎには荷物を持ってアパートの前で待っていました。ところが、約束の時刻になってもオーナーさんが一向に現れないのです。「夜の7時と間違えてない?」「それはないよ」などと妻と話しながら、オーナーさんにメールを送りましたが返信はありません。電話を掛けても留守電です。どうしよう。サービスを提供していたHouseTripにもメールと電話をしましたが、同じく連絡が取れません。さぁ、困った。そうしているうちにどんどん時間だけが過ぎていきます。空いていた道路にも段々と車が増えていきます。まずい、このままでは飛行機に間に合わない。鍵をアパートの部屋に置いて出てしまおうかとも思いましたが、それは無責任な気がして、ひたすら連絡が来るのを待っていました。

タクシーで空港まで1時間とすると、ついにもう間に合わないという時刻になりました。仕方ない。今の便をキャンセルして次の便を予約しようということで、WiFiの使える部屋に一旦戻ることにしました。帰ってくるはずのなかった部屋でバタバタと手続きを行っていると、オーナーさんが駆け込んで来ました。「本当に申し訳ない、今朝の6時まで仕事をしていて、少しだけ眠るつもりが起きられなかったんだ」というようなことを言いました。お詫びに宿泊費を無料にするよというような申し出を受けましたが、それよりも空港に行くことが先決だからと私たちは部屋を後にしました。

オーナーさんが呼び止めたタクシーは事情を説明してもらっていたのか、40分も掛からず、シャルル・ド・ゴール空港に着きました。

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直前のキャンセルと再予約で手数料は掛かりましたが、何とか日本に帰ることが出来そうで、私たちは安心しました。ようやくHouseTripからも連絡が入り、また何かあったら知らせてくれと電話は切れました。安心すると、お腹が減るものです。空港内のカフェで、何か少し食べることにしました。今回の旅ではあまり高級な料理は食べませんでしたが、何を食べても美味しかったのがとても印象的でした。写真右上のパンも1ユーロもしないくらいでしたが、滋味があり、美味しかったです。街並も統一感があって、美しかったです。窓辺に飾られている赤いゼラニウムを良く見掛けましたが、手入れが簡単で、魔除けの意味もあるそうです。

いろいろあったけど、いろんな人に助けられて、楽しかったよ。
さようなら、パリ!

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日本に着いてしばらくして、オーナーさんからメールが届きました。チェックアウトに遅刻したことで余分に支払うことになった費用を知らせてくれと連絡を受けていましたので、その賠償メールだろうとメールを開きました。読むと、次回パリに来たとき、今回のアパート6泊分の宿泊費を無料にするというものでした。金額的には支払った費用の数倍になりますが、またパリに行かなければ何の賠償にもなりません。それに違う場所に泊まりたい場合にも、何の役に立ちません。こんなのありなの?と私は腹を立てましたが、妻はまたパリに行くキッカケが出来たとまんざらでもない様子でした。私たちは話し合い、未来のチケットを手に入れたということで納得することにしました。

フランス旅行記Paris'14
1:パリへの旅
2:長かった初日
3:ほろ酔いのディジョンとボーヌ
4:パリの土曜の長い夜
5:パリの日曜日
6:教会のコンサート
7:パリ最終日
8:未来のチケット


長文、最後までご高覧頂き、誠にありがうございました。
書かないとどんどん忘れていってしまうということもありますが、これからパリへご旅行される際、何かしらのお役に立てばと思い、書き記したものです。価格、場所、リンクなど2014年7月現在のものです。また今回、HouseTripでアパートを探しましたが、同様のサービスでAirbnbというものもございますので、ご参照下さい。

それでは良いご旅行を! 
Bon voyage!
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by yutaka-yamawaki | 2014-07-16 11:39 | Paris'14
パリ最終日
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パリ滞在も今日が最後。昨日のうちに予定を立てていたので、朝から出発です。まずはオーナーさんおすすめのロマン派美術館へ。幼稚園か小学生低学年くらいの子供たちが見学に来ていましたが、騒ぎ立てる子どもが一人もいないのに感心しました。ひっそりと佇む中庭のカフェも良心的な価格で、のんびり出来そうです。カルメンなどを作曲したビゼーの家を見た後、スーパーMonoprixでソーイングキットを購入。借りていた部屋の傘の布が日曜の暴風雨でほつれて外れてしまったのを直そうと思って買ったわけですが、これが6.75ユーロ(約950円)しました。その後、ノートル・ダム大聖堂辺りで全く同じ傘が売られているのを発見。それが5ユーロ(約700円)でした。後の祭りとはいえ、6.75ユーロのソーイングキットを買って、5ユーロの傘を直す私たちって…。

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メトロに乗って、パレ・ロワイヤル・ミュゼ・デュ・ルーブル駅まで。ルーブル美術館の最寄り駅なのですが、地下がショッピングモールになっていて驚きました。火曜日はルーブル美術館は閉館日だと思いますが、すごい人出でした。私たちはルーブル美術館には行かず、隣の装飾芸術博物館へ向かいます。

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装飾芸術博物館は、モードテキスタイル博物館、広告博物館と合わせ、一人9.5ユーロ(約1330円)の入場料ですが、チケット売り場に行くと、入っていいよと通されました。キョトンとしながらも、妻が他のスタッフらしき女性に訊ねると、チケットシステムがダウンしたかなにかで、今日は無料になったのだとか。システムダウンしたのに、閉館せずに入れちゃうというのが凄いなと思いました。

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メトロに乗って、サン・ポール駅で下車。ガイドブックで気になっていたレストランcruへ行きました。ランチは、メインが魚のソテーで、前菜のサラダかデザートのイチゴのスープを選べて19ユーロ(約2600円)です。ガイドブックの記事を読む限りではローフードのお店かと思っていましたので、メインが魚のソテーなのにビックリしました。また、炭酸水のハーフボトルを注文したつもりが、運ばれて来たのは1リットルのサンペレグリノで7ユーロ(約980円)。ちょっと失敗したかなと思っていると、突然の大雨。しばらく雨宿りさせて頂きました。

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雨も上がり、サン・ルイ島へ。ジェラートやチョコ、クレープなど甘いものを扱うお店が目につく可愛い場所でした。しばし散策した後、ノートル・ダム大聖堂へ向かおうと、地図を見ていると、フランス人のおじさんが話し掛けて来ました。友人が日本語の教師をしているとかで、ノートル・ダム大聖堂までご一緒しました。話し好きな方で、私たちが入場を待つ長蛇の列に並ぶまで、楽しそうに喋っていました。思ったより列が進むのが早くてホッとしていると、遠目に先ほどのおじさんがまた別の日本人に話し掛けているのが見えました。

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ノートル・ダム大聖堂の中は、フラッシュを使わなければ撮影OKでした。ISO感度を上げ、静音モードで撮影していると、ミサが始まり、とても美しい賛美歌が聞こえて来ました。

その後は、オデオンからマビヨン辺りを散策。妻はAroma Zoneというお店が凄かったと言っていました。時刻は19時を回り、ポツポツとまた雨が降り始めました。そろそろ食事にしようかと良さげなお店を探しますが、探し始めると意外とないものです。仕方ない、アパートのある方向に進みながら探そうということになり、リュ・デュ・バック駅方向へ歩きました。後から考えると、アパートに帰るにはメトロに乗りメトロは均一料金なので、この判断は間違っていたのかもしれません。適当に入ったブラッサリーLe Gevaudanが、何だか切ないパリ最後の晩餐となりました。

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手前がクロック・ムッシュ(フランス風トーストサンド)。目玉焼きが乗っているので、クロック・マダムというそうです。田舎風パンを使っているので、レシートにはmadame campagne(マダム・カンパーニュ)とありました。サラダがついて10ユーロ(約1400円)です。妻は奥のクレープを頼んだのですが、右手のパンもクロック・ムッシュについてきたのでしょうか。クレープは6ユーロ(約840円)、グラスワインは3.5ユーロ(約490円)でした。



フランス旅行記Paris'14
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2:長かった初日
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4:パリの土曜の長い夜
5:パリの日曜日
6:教会のコンサート
7:パリ最終日
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by yutaka-yamawaki | 2014-07-16 10:20 | Paris'14
教会のコンサート
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パリ滞在も残すところ後2日の月曜日。無駄がないよう、午前中はネットとガイドブックを参考にじっくり予定を考えます。先日立ち寄ったマドレーヌ寺院で20時から行われる弦楽奏をネットで予約しましたので、妻の希望のチョコレート博物館からマドレーヌ寺院を結ぶルートを歩きつつ、名所を観光しようというプランを立てました。マルシェで買った果物とヨーグルト、それにコーヒーの簡単な朝食を済ませたら、お昼過ぎに出発です。メトロに乗って、乗り換えて、ストラスブール・サン・ドニ駅で下車。怖かったメトロも、このころになるともう余裕です。降りるときに自分で開けるドアにもすっかり慣れました。チョコレート博物館では、チョコの歴史や栄養などを学びながら、ちょっとした試食やチョコ作りのデモンストレーションを見学することができます。

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活気のあるモントルグイユ通りを経て、パッサージュ・デュ・グラン・セールへ。パッサージュとは古いガラス屋根のアーケードのことだそうです。他にもいくつかありますが、ここパッサージュ・デュ・グラン・セールでは「地下鉄のザジ」のロケが行われたそうです。アパレルやアンティークショップ、デザイン事務所などが軒を連ねていました。

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気がつくと、15時過ぎ。両替のために立ち寄った銀行でフランス語が通じず「はぁ?」と言われ、通りではハトが車に引かれるところ目撃してしまい、何だか意気消沈。そろそろお腹も空いてきたので、カフェで一息つくことにしました。お店は、Le Pain Quotidien。記事を書くのに調べてみたら、日本にも店舗があるようです(ル・パン・コティディアン)。シンプルな内装で、気さくな雰囲気でした。サラダプレートのようなメニューを注文しましたが、手元に残っているレシートを見ると14.8ユーロ(約2,000円)でした。

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当初のプランでは、このあとパレ・ロワイヤルを通って、ルーブル美術館辺りまで歩こうと思っていましたが、メトロに慣れて来たこともあって、コンコルド駅まで行き、昨日諦めたオランジュリー美術館に再挑戦してみようということになりました。オランジュリー美術館に着いたのは17時前。並んでいる列も昨日よりは少なく、今度こそと思いましたが、チケットを事前に購入していなかったため、手前で入場を打ち切られてしまいました。一緒に並んでいたバックパックを背負った日本人の女性は、今日しかチャンスがなかったのに…と、とても残念そうでした。昨日の第一日曜は無料拝観日で混み、月曜日は翌日の火曜が休館日なので混んでいるようでしたが、開館直後は空いているという情報もありましたので、ご覧になりたい方は朝イチに行くと良いかもしれません。

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その後は、サン・ジェルマン・デ・プレ教会に行ったり、Henri Le Rouxでチョコを買ったり(アンリ・ルルー。このお店も日本にあるんですね)、フォションで軽く食事をして、マドレーヌ寺院へ向かいました。購入したeチケットはプリントアウトしなくても、PDFをiPhoneで見せると入場出来ました。教会で行われるコンサートは初めてでしたが、とても素晴らしかったです。アンコールになって、バイオリンのソリストの方がメンバーの一人が今日が誕生日で二十何歳になると冗談っぽく言うと、会場からはハッピーバースデーの歌が始まりました。私も一緒に歌おうと思いましたが、歌詞がフランス語! 手拍子と笑顔でお祝いしました。



フランス旅行記Paris'14
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by yutaka-yamawaki | 2014-07-16 08:07 | Paris'14
パリの日曜日
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観光名所以外では日曜はお休みのところが多く、スーパーMonoprix(モノプリ)や老舗デパートル・ボン・マルシェもお休みです。さてどうしようかと調べていると、逆に日曜しかやっていないビオ(有機農産物や有機加工食品など)のマルシェがあると知り、早速出掛けました。12号線レンヌ駅そばのマルシェ・ラスパイユです。小雨が降り、距離もあったので、部屋にあった折りたたみ傘を借りて、メトロに乗って行くことにしました。ホームに向かう途中、注意を呼びかける放送が日本語で流れたのにはビックリしましたが、時間帯や持ち物など、気をつけていればメトロも特に問題はないように思いました。マルシェでは、野菜だけではなく、チーズやパン、化粧品などもありました。

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その後、妻の希望で奇跡のメダイユ教会に向かいました。マルシェの出口で地図を確認していると、犬を連れた女性が声を掛けてくれ、近くまで案内してくれました。ニューヨークに住んでいて、時々犬と一緒にパリに遊びに来るそうです。厳かな雰囲気に包まれた後は、私の希望でオランジュリー美術館へ向かうため、最寄り駅のコンコルド駅までメトロに乗りました。

ところが駅から外へ出ると猛烈な暴風雨。借りて来た折りたたみ傘が一発でおちょこに(今では言わないそうですが、傘が裏返しになったという意味です)。近くの本屋で雨宿りをしようと店内に入りましたが、本だけに濡れた傘は歓迎されず、意を決して雨の中並んでみようかと美術館へ近づいてみましたが、第一日曜は無料拝観日とあって、かなりの長蛇の列。この暴風雨の中、壊れた傘で長時間待つのはとても無理だということで、諦めて一旦アパートに帰ることにしました。

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近くの中華で昼食をとった後、アパートで仮眠。しっかり充電した後は、雨も上がり、モンマルトルを散策です。モンマルトルは美味しいパン屋の激戦区らしいですが、日本にもあるPAULも見掛けました。

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似顔絵で有名なテルトル広場周辺はかなりの賑わいでした。ダリ美術館、サクレ・クール寺院を見た後、小さなフランス料理屋Le Poulbotで夕食をとることにしました。フランスに行ったらエスカルゴを食べるぞ!と意気込んでいた妻でしたが、その店ではコースの中でエスカルゴが選べ、値段的にも手頃だったのです。ひょんなキッカケで隣の席の陽気な自称フランス人のアメリカ人三人組と話が始まり、私が「エスカルゴは食べますか?」と聞くと、「ううん、食べないよ、そんなもの」と彼らは笑って答えました。運ばれて来た6個のエスカルゴを注目を浴びながら食べることになった妻ですが、少しも物怖じすることなく、ぺろりと5個を平らげました。私も1個食べてみましたが、小さなサザエのような感じでした。味というよりは、食感を楽しむ感じなのかもしれません。

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夕食後は、ユトリロやピカソも常連だったというオ・ラパン・アジルへ。ピアノやギターをバックに中央のテーブルの歌手たちが歌います。有名な歌ばかりらしく、お客さんも一緒になって歌って盛り上がりました。私が知っているのはオーシャンゼリゼくらいでしたが、楽しい時間を過ごせました。こちらはカード支払いは出来ません。二人で余韻にしたりながら、真夜中のモンマルトルを帰りました。


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by yutaka-yamawaki | 2014-07-15 17:05 | Paris'14
パリの土曜の長い夜
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ほのぼのとしたディジョンを離れ、いよいよパリに向かいます。ディジョンからはTGV。今回は事前にネットで二人向かい席を予約していたので、とても快適な一時間半の移動でした。パリのリヨン駅にも無事到着です。でもここからが、またチャレンジです。

今回パリでの滞在先は、ホテルではなく、アパート。予算と空間を重視した結果です。旅行者が個人所有の家やアパートを借りることが出来るサービスを提供するHouseTripというサイトで見つけました。ホテルなら予約サイトで予約すればそれで完了なのですが、個人宅を借りるので、オーナーさんとチェックインの日時や方法について自分たちが連絡を取る必要があります。オーナーさんとは英語で日本にいるときからメールで連絡を取っていました。パリのリヨン駅から宿泊先まではタクシーがベストだろうということで、到着5分前にメールを下さいとのことでしたが、到着5分前にメールって! 日本ではなんの問題もないことですが、ここは異国の地。まずどこが到着5分前に相当する地点なのか、分かりません。Googleマップである程度見つけ易そうな場所に目星をつけ、タクシーがそこに近づいたら、車内からメールを送信する。万一、タクシーがそこを通らなかった場合に備え、GPSで現在地を確認。文章も英語で事前に用意。メール送信にWiFiが使えなかったので、一時的にデータローミングをオンにしましたが、他に方法があったかもしれません。事前にもっと良く調べておけば良かったと思っています。タクシーの運転手には、目的地をプリントアウトした紙を見せていましたので、無事、宿泊先に到着。荷物を降ろしていると、オーナーさんも笑顔で登場し、ホッと胸を撫で下ろしました。

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お部屋とオーナーさんのおもてなしに感激しつつ、荷解きもほどほどに、パリの街へ繰り出しました。ディジョンやボーヌと違い、パリは都会で、何となくピリピリした空気があったように思いましたが、私がただ緊張していただけかもしれません。メトロ(地下鉄)に乗る勇気がまだなかったので、第9区の西側を南北に歩きました。サン・ラザール駅前の人混みにやられ、Passage du Havreに逃げ込み、すぐのチョコレート屋でBoucheeを買ってつまんだのですが、言葉が通じず、苦労しました。「それじゃなくて、左の…。その上の…。そう、それです!」くらいは言えるようになっておきたかったです。

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マドレーヌ寺院近くのフォションは後日また利用することになりましたが、ショーウインドウのディスプレイが可愛かったです。

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パトリック・ロジェはちょっと敷居が高い感じでしたが、手頃なチョコをいくつか購入しました。

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オペラ座を回り、宿へ戻る途中に、ツバメ食堂がありました。今回あまり食べるところを調べていかなかったのですが、記事を書くにあたって調べていると、日本と同じようにパリ版の口コミサイトがありましたので、お知らせします。リンクはツバメ食堂です。tsubame

ところで、どうして長い夜だったかと言いますと、隣の部屋の人が、土曜の夜から翌朝5時過ぎまでパーティーで盛り上がっていて、私は一睡も出来なかったからです。翌朝、部屋を出るときに、上の部屋のおじいさんが私たちに何か話しかけて来たのですが、フランス語が分からなくて、会話になりませんでした。「うるさくて眠れなかったろう? ウチは床が揺れたよ」と言っていたような感じでした。土曜の夜、パリの若者たちは窓を開けて大騒ぎをすることがあるそうです。一応、騒音条例みたいな法律があって罰金もあるようですが、警察も腰が重いそうで、具体的な解決策といえば耳栓くらいになってしまうのかもしれません。


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by yutaka-yamawaki | 2014-07-15 13:28 | Paris'14
ほろ酔いのディジョンとボーヌ
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前日の疲れからか2日目の朝はのんびりしてしまい、ディジョンの街へ繰り出したのも10時を回っていました。私は羽田で両替していたのですが、妻はまだでした。郵便局で両替出来るという記事を読んでいましたので、小雨まじりのディジョンの郵便局へ入り、案内係のような女性にたどたどしいフランス語で訊ねてみると、「両替は出来るけど、円は出来ないわ。パリなら出来るわよ」という感じの返事でした。素敵な切手をいくつか見ることが出来たので良しとして、ディジョンの街を少し散策した後、ボーヌへ向かうため、駅へと歩きました。

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ディジョンからボーヌまでは40kmくらい、電車で20分ほどなのですが、フランスの電車の乗り方がちょっと変わっていて、驚きました。いわゆる改札というものがないのです。切符を買って、電車に乗り、目的地で降りるだけ。切符も回収されません。よく見るとホーム入り口付近に黄色い箱があり、本当はそれで切符にスタンプを押さなくてならないそうです(参考記事)。でも目立たないせいか、実際にやっている人は見掛けませんでした。妻はその箱を切符の回収箱だと勘違いしていました。後日、乗ったパリの地下鉄には自動改札機がありますが、こちらも出口で切符は回収されないので、無賃乗車する若者もいるのだそうです。そういえば、行きは普通電車でしたが、帰りは電車が遅れていたため、先に来たTGVに乗せてもらいました。料金が違うのではとも思ったのですが、駅係員に確認して乗ったので、大丈夫ということなのでしょう。何だか不思議な国です。

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ボーヌに着くと、スッキリと良いお天気になりました。ここでちょっと面白い出会いがありました。妻と二人で駅前の地図を眺めながら、どっちに行けば良いか迷っていると「そっちでいいと思いますよ」と流暢な日本語で話しかけられたのです。えっと思い、声の主を見ると大きなバックパックを背負った若い男性。欧米風の容貌で、日本人ではありません。話を聞くと、スロベニアの方で、以前日本で翻訳の仕事をされていたそうです。意外にも英語やフランス語よりも日本語に馴染みがあり、懐かしくて思わず話しかけたということでした。しばしの歓談の後、お互いの旅の無事を祈って、駅を後にしました。

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ボーヌの観光案内所へ行くと、当日でも参加できるワインツアーがあるということで申し込みました。ブルゴーニュのブドウ畑をめぐり、最後にワイナリーで試飲が出来るというものです。そのツアーまでまだ時間があったので、街並や施療院などを見て過ごしました。途中、ショッピングモールのような店内で妻とはぐれ、焦って探していると、店員が「あなたの奥さん、こっちで試飲しているよ〜」と教えてくれました。見ると、店の奥の方でじっくりとワインの試飲をし、店員と熱く語っている妻がいました。試飲の前に試飲とは、余程ワインが好きなんだなと改めて思いました。

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約1時間半のツアーを終え、ディジョンに戻りました。その日はワールドカップのフランス戦があり、いくつかのカフェではかなり盛り上がっていました。建物が古いせいでエアコンがないのか、夕暮れの風が心地よいのか分かりませんが、窓を開けっ放しにして大音量の音楽を掛けている中年男性も見掛けました。そんなディジョンの街を歩きながら、夕食はガレットにすることにしました。la Casa Des Crepes。しゃれたお店で価格も良心的でした。リンク先の真ん中辺り、notre carteをクリックするとメニューをご覧頂けます。全てフランス語のメニューですので、私たちの焦りっぷりを疑似体験出来るかもしれません。9ユーロくらいでお腹いっぱいになり、どんな料理か想像もしやすいので、その日以来、しばらくガレットが続くことになりました。



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by yutaka-yamawaki | 2014-07-14 14:35 | Paris'14
長かった初日
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旅の初日、当初予定していた深夜便に諸事情で乗ることが出来ず、止むを得ず、翌日の早朝便に変更。それまでの時間をどうするか悩みましたが、iPhoneで安いホテルを予約し、蒲田で一泊することにしました。出鼻をくじかれ、気落ちする私たちに駅から乗ったタクシーの運転手さんは「なんくるないさ、明日はいいことがあるから」と言い、翌朝の羽田空港までの送迎バスの運転手さんは「大丈夫か、心配で、心配で…。日本と違うから、気をつけるんだよ」と親戚のおじさんのように言うのでした。

約12時間のフライトで、無事パリに到着。厳重なアメリカの入国審査が滑稽に思えるほど、呑気なシャルル・ド・ゴール空港の入国審査に驚きつつ、バスでリヨン駅に向かいます。そこからさらにTGVに乗って、ディジョンへ行く予定です。ずっとパリ滞在でも良かったのですが、小さな村も見てみたいと思ったのと、当初予定の深夜便だと早朝4時にパリに着く予定でチェックインには早過ぎるから時間を有効に使おうという目論みもありました。結局、8時間ほど計画が狂ってしまいましたが、ディジョンのホテルはもう予約してしまっているので、当初の予定に従うことにしました。

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TGVは乗るには、当然ながらチケットを買わなくてはなりません。リヨン駅の写真の左手が日本で言うみどりの窓口です。そこで買おうかと思ったのですが、待ってる人がかなり多かったのと、窓口の担当者がかなり呑気そうだったので、券売機で購入することにしました。予め乗る時間が分かっている場合にはネットで予約して、券売機でチケットをプリントアウトすることも出来ます。TGVはいろんなタイプの座席(2人席、4人ボックス席、2人向かい合い席など)がありますが、フランス国鉄のサイトからの予約だと座席のタイプを指定することも出来ます。しかしながら今回は、空港からのバスがどれくらい掛かるか分からなかったので、券売機と格闘することになりました。

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何とか購入した直近のTGVの発車時刻まで1時間ほどありました。またしても時間のロスなのですが、駅構内のコンビニで美味しいスムージーを見つけたので、それほど気分も悪くありませんでした。価格は2〜3ユーロくらいだったと思います。味はイチゴ味。リヨン駅のトイレは有料でした(1ユーロくらいだったかな)。やっと乗り込んだTGVですが、見ての通り、かなりのオンボロでした。4人ボックス席になってしまい、ヒザがぶつからないように気を使いました。ディジョンまでは1時間半くらい、日本で言うと東京から名古屋くらいの距離感だそうです。それにしても、どうしてディジョンなのかと言いますと、空港から出るバスがディジョン行きのTGVが出ているリヨン駅へ止まるということと、ワインで有名なブルゴーニュ地方の首府でワインのツアーもいくつかあったという二つの理由からでした。

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ディジョンに着き、道に迷いながらも、無事チェックインも済ませたら、もう19時を過ぎていました。日本で目星をつけていたワインのツアーに参加出来るかホテルの受付の人に電話をしてもらったのですが、残念ながら参加出来ず。がっくりしながらも、部屋に入って荷物を整理した後は、気分を新たに街の散策です。お腹も減ったので、適当なレストランに入ったのですが、メニューが全く分からず、言葉も通じず、サラダと魚のスープの夕食になりました。スープはしっかりとした味で、添えてあったディジョン・マスタードを入れて食べました。
Restaurant La Scala

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明日は近くのボーヌという街へ行く予定にしていたので、食後、ディジョンの駅をもう一度訪ねました。夜10時前でこの明るさです。長い初日がようやく終わろうとしていました。



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by yutaka-yamawaki | 2014-07-14 07:51 | Paris'14
パリへの旅
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なんとか都合をつけて、夫婦でパリへ行って来ました。初めてのヨーロッパ。フランス語もさっぱり分からないのに大丈夫なのかと、期待と不安の入り交じる旅でしたが、昨日無事に帰国しました。旅の道中は、追ってアップしていこうかと思いますが、まず今回の旅にあたって、準備したことや役立ったことなどをまとめたいと思います。

まず悩んだのが、服装です。「パリの7月の服装」などと検索すると、いろんな情報が拾えますので、おおよそのイメージは出来ます。先日パリから帰国した友人は「暑かった〜暑かった〜」と言っていたそうですが、私たちが行ったときは、とても変わりやすい天気で、暑くて困るということはなく、どちらかというと肌寒い日が続いていました。長袖のシャツやちょっと羽織るものがあれば問題ないと思い、まさにその通りだったのですが、何を悩んでいたのかというと、シャツの裾をズボンに入れるかどうか。久しぶりに履くチノパンのウエストがいつの間にかかなりシビアなことになっていたので、私にとってはちょっとした大問題でした。これは検索ではなかなか答えが出ず、実際に行ってみたところ、高級店などドレスコードのある場所に行くのでなければ、どっちでも良い、個人個人のファッションセンスにお任せ、という感じでした。

次に悩んだのは、支払いはどうしたら良いのか、ということです。結論からいうと、ほぼクレジットカードで大丈夫です。カードで支払うと良い点は、小銭が出ない、両替よりもレートが良い、チップの判断に迷わなくて良い、カードによってはポイントが貯まる、などです。そんな便利なカードですが、タクシーや一部の飲食店、マルシェなどでは使えませんので、ある程度は両替しておいた方が良いでしょう。

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それから、パリはスリが多いというので、どんなカバンで行くかにも悩みました。深めのトートが良いという記事もありましたが、デジタル一眼レフカメラがあったので、結局カメラバックっぽくないカメラバックを持ち歩きように購入しました。また、前述の通り、カードと少しの現金があれば良いので、財布は持ち歩かないようにしました。

フランス語が話せなくても大丈夫かというのも悩みの種でした。フランス語を話さないとフランス人に嫌な顔をされるとどこかの記事で読み、それは嫌だなと思い、急ごしらえで勉強したのですが、結局身に付かず、また発音も間違っていたようで、あまり通じませんでした。「ボンジュール」と声を掛け、英語で話し、「メルシー、オルボア」といって別れるというのがいつものパターンでしたが、嫌な顔ひとつされず、フランス人がみんな親切だったのに驚きました。逆にカタカナ発音のフランス語で喋ったときは「はぁ?」ととても嫌な顔をされたことが一度ありました。似通った言葉が多いので、知らずに変な言葉を口走っていたのかもしれません。

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スマートフォンをお持ちなら、便利なアプリがたくさんあります。パリはWiFi天国という記事を読んだのですが、私の実感ではほとんどつながりませんでした。もちろん宿泊先やお店の中などではつながりますが、天国というだけあって、歩いていてもつながるのかと勝手に想像していたのです。というわけで、散策中はほぼオフライン状態ですので、オフラインでも使えるアプリを持っていた方が良いです。いくつかご紹介します。

Paris Travel Guide
アイコンが可愛かったので、DLしました。オフラインでもGPSは使えるというのは、滞在3日目に気付きました。道に迷ったとき現在地がわかるというのは非常に助かります。英語とフランス語なので、こちらのアプリVisit Paris by Metroの方がよいかもしれません。

Word Lens
カメラを向けると現地の言葉を訳してくれるアプリです。精度はイマイチのような感じです。また、端から見ると、ちょっと怪しいかもしれません。

プチロワイヤル仏和辞典
気合いを入れて購入したのですが、ないよりはあった方が良かったかなというレベルです。例えばフランス語のメニューを出されても、一つ一つ辞書で引くわけにはいきませんので…。

MyPics
写真を撮るときに位置情報を付加しておくと、後でどこで撮ったか分かって便利です。iPhoneに入ってる「写真」では表示されないようなので、exif情報を見ることの出来るアプリを入れました。



フランス旅行記Paris'14
1:パリへの旅
2:長かった初日
3:ほろ酔いのディジョンとボーヌ
4:パリの土曜の長い夜
5:パリの日曜日
6:教会のコンサート
7:パリ最終日
8:未来のチケット
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by yutaka-yamawaki | 2014-07-13 22:30 | Paris'14