<   2012年 01月 ( 1 )   > この月の画像一覧
「殿様も犬も旅した広重 東海道五拾三次」展へ
b0000608_14213599.jpg
 浮世絵にはとても興味がある。ダイナミックな構図、省略と誇張。そして、鮮やかな色使い。偶然ラジオで広重展があると知り、ミッドタウン内サントリー美術館で開催中の「殿様も犬も旅した広重 東海道五拾三次」展へ。休日とあって、割りと賑わっている。作品は壁掛けではなく、博物館のように箱の中に角度をつけ、寝かせての展示。退色を防ぐため、照明もかなり落としている。東京の日本橋から始まり、京都の三条大橋まで。順に並び、地図の掲示もあるので、ちょっとした旅気分で見ることが出来る。出展数は「東海道五拾三次之内」55枚を含む約130点とこじんまりしているが、一点一点が面白く、素通り出来ない魅力に溢れている。二時間くらいは見ていたと思う。
 印象に残ったのは、やはり色の美しさ。特に、青。調べると、藍(インディゴ)の青で、「ヒロシゲブルー」と海外でも評判らしい。面白かったのは、人物の描写。御油宿の旅人留女には思わず笑ってしまった。また、笑った口元の表現が(▽)で、180年前も今のマンガや顔文字とさほど変わらないのが興味深かった。一つ気になったのは、「広重」の表記。絵の中ではどれも「廣重」だった。いつから「広重」になったのだろう。
b0000608_1453498.jpg

[PR]
by yutaka-yamawaki | 2012-01-08 15:07 | Art