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パリの土曜の長い夜
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ほのぼのとしたディジョンを離れ、いよいよパリに向かいます。ディジョンからはTGV。今回は事前にネットで二人向かい席を予約していたので、とても快適な一時間半の移動でした。パリのリヨン駅にも無事到着です。でもここからが、またチャレンジです。

今回パリでの滞在先は、ホテルではなく、アパート。予算と空間を重視した結果です。旅行者が個人所有の家やアパートを借りることが出来るサービスを提供するHouseTripというサイトで見つけました。ホテルなら予約サイトで予約すればそれで完了なのですが、個人宅を借りるので、オーナーさんとチェックインの日時や方法について自分たちが連絡を取る必要があります。オーナーさんとは英語で日本にいるときからメールで連絡を取っていました。パリのリヨン駅から宿泊先まではタクシーがベストだろうということで、到着5分前にメールを下さいとのことでしたが、到着5分前にメールって! 日本ではなんの問題もないことですが、ここは異国の地。まずどこが到着5分前に相当する地点なのか、分かりません。Googleマップである程度見つけ易そうな場所に目星をつけ、タクシーがそこに近づいたら、車内からメールを送信する。万一、タクシーがそこを通らなかった場合に備え、GPSで現在地を確認。文章も英語で事前に用意。メール送信にWiFiが使えなかったので、一時的にデータローミングをオンにしましたが、他に方法があったかもしれません。事前にもっと良く調べておけば良かったと思っています。タクシーの運転手には、目的地をプリントアウトした紙を見せていましたので、無事、宿泊先に到着。荷物を降ろしていると、オーナーさんも笑顔で登場し、ホッと胸を撫で下ろしました。

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お部屋とオーナーさんのおもてなしに感激しつつ、荷解きもほどほどに、パリの街へ繰り出しました。ディジョンやボーヌと違い、パリは都会で、何となくピリピリした空気があったように思いましたが、私がただ緊張していただけかもしれません。メトロ(地下鉄)に乗る勇気がまだなかったので、第9区の西側を南北に歩きました。サン・ラザール駅前の人混みにやられ、Passage du Havreに逃げ込み、すぐのチョコレート屋でBoucheeを買ってつまんだのですが、言葉が通じず、苦労しました。「それじゃなくて、左の…。その上の…。そう、それです!」くらいは言えるようになっておきたかったです。

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マドレーヌ寺院近くのフォションは後日また利用することになりましたが、ショーウインドウのディスプレイが可愛かったです。

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パトリック・ロジェはちょっと敷居が高い感じでしたが、手頃なチョコをいくつか購入しました。

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オペラ座を回り、宿へ戻る途中に、ツバメ食堂がありました。今回あまり食べるところを調べていかなかったのですが、記事を書くにあたって調べていると、日本と同じようにパリ版の口コミサイトがありましたので、お知らせします。リンクはツバメ食堂です。tsubame

ところで、どうして長い夜だったかと言いますと、隣の部屋の人が、土曜の夜から翌朝5時過ぎまでパーティーで盛り上がっていて、私は一睡も出来なかったからです。翌朝、部屋を出るときに、上の部屋のおじいさんが私たちに何か話しかけて来たのですが、フランス語が分からなくて、会話になりませんでした。「うるさくて眠れなかったろう? ウチは床が揺れたよ」と言っていたような感じでした。土曜の夜、パリの若者たちは窓を開けて大騒ぎをすることがあるそうです。一応、騒音条例みたいな法律があって罰金もあるようですが、警察も腰が重いそうで、具体的な解決策といえば耳栓くらいになってしまうのかもしれません。


フランス旅行記Paris'14
1:パリへの旅
2:長かった初日
3:ほろ酔いのディジョンとボーヌ
4:パリの土曜の長い夜
5:パリの日曜日
6:教会のコンサート
7:パリ最終日
8:未来のチケット
by yutaka-yamawaki | 2014-07-15 13:28 | Paris'14
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